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●「鬼平犯科帳スペシャル」が特集放送されますが、いかがですか?
「鬼平犯科帳スペシャル」はゲストで出られる方や設定も少しずつ違って毎回とても新鮮ですし、話も面白くて、私自身もいつも初めて挑む気持ちでやらせていただいております。

●梶さんにとっての「鬼平」の魅力とは何だと思われますか?
まず長谷川平蔵という実在した人物をここまで魅力的に表現なさったのは、やはり池波正太郎先生ですね。そもそもお父さまの白鸚さんをイメージしてお書きになったそうですが、池波先生が絶対に吉右衛門さんでなくてはだめだとずいぶん前からおっしゃられていたようです。当初は、吉右衛門さんもまだ早すぎるとお断わりしていたらしく、年齢的に演じられる頃になったと決心され引き受けられたと伺っています。ですから私は、「鬼平」は、吉右衛門さん以上に魅力的に演じられる人はいないと思っています。理想の上司であり、理想の父親であり、理想の教育者でもある。
男としてこうなりたいというところをすべて持っている人物だと思います。

●今や「おまさ」イコール梶芽衣子というイメージがすっかり定着していますね。
それは嬉しいです。役者を始めて今年で50年ですが、おまさはそのうちの27年間演じている思い入れが強い役です。これからもできる限り演じさせていただきたいです。

●「密偵・おまさ」の一番の魅力は?
おまさは、火付け盗賊改方の犬としてお頭に命を預けているのですが、他の密偵と違い、ワルだった若い頃の平蔵を知っていて、幼い頃からお世話をして尽くしてきた間柄。そして、長谷川さまに対して、女としての想いを抱いているのですが、それを絶対に表に出してはならない切なさというのがあって…。 演じていていじらしくて、感情を抑えないとできない役柄です。それに、おまさは、女の潔さや強さ、優しさ、女の良い面も悪い面も全て持っていると思います。長年おまさ役を演じて、彼女の最大の魅力はそこだと感じています。

●視聴者の皆さんに一言。
「鬼平犯科帳」がスタートして27年目に入りました。その間には、彦十小父役の江戸屋猫八さんや、粂八役の蟹江敬三さんなど、志半ばで逝ってしまった方々がいらっしゃいます。その方々の分も、私たちがスタッフと共に頑張って、より魅力的な作品を作り上げなければと思っています。これからも「鬼平犯科帳スペシャル」を、どうぞご期待ください。

≪池波正太郎原作特集≫
池波正太郎原作の人気作「鬼平犯科帳スペシャル」6作品と
名作映画2作品の計8本を放送!
10月3日(土)スタート!毎週(土・日)後6:00〜 他
10月18日(日)のみ後6:10〜