作品詳細
王はなぜ、息子を失ったのか―。
時代に翻弄された父子の「愛」と「葛藤」の歴史エンターテインメント大作!
第21代王・英祖(ヨンジョ)を演じるのは、名優ハン・ソッキュ。その息子ソン<思悼世子(サドセジャ)>を、「復讐代行人~模範タクシー~」のイ・ジェフンが演じる。また、「コンビニのセッピョル」のキム・ユジョンがソンを支えるジダムを演じ、「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」のパク・ウンビンが世子嬪を演じた。脚本は「ファン・ジニ」「大王世宗」など本格時代劇を手掛けてきたユン・ソンジュ作家が担当。朝鮮王朝最大の謎「米びつ事件」を新たな視点から描く。
【あらすじ】
1754年、在位30年を迎えた朝鮮第21代王の英祖(ハン・ソッキュ)。自身を支持する老論派と、兄の景宗を支持する少論派の党派争いに巻き込まれ、幼い頃から暗殺や処刑の危機にさらされてきた彼は、生き延びるために老論派に従い、王となった。一方、英祖の息子イ・ソン(イ・ジェフン)は、地位と権力を約束されて生まれた世子。現在は父の代理で政務を執り、名君となるべく修業中だ。好奇心旺盛なソンはある日、唯一の友である画員のシン・フンボクを連れ、身分を隠して街に出かける。違法と知りつつ貸本の取引を試みたソンは捕校に怪しまれるが、美しく聡明な貸本屋の娘ソ・ジダム(キム・ユジョン)の機転でその場を切り抜ける。王宮に戻ったソンは独断で「民のために貸本業と出版を許可する」と宣言するが、老論派の重臣たちは猛反対。英祖もまた激怒し、譲位宣言という切り札を使ってソンを阻止するのだった。そんな中、先代王・景宗が眠る王陵の井戸から、フンボクが死体となって発見される。捜査の結果、その死は自殺として処理され、逆賊とみなされたフンボクの家族は奴婢に貶められてしまう。ソンは親友の汚名を晴らすために再捜査を始め、フンボクの最期を目撃したジダムを秘密捜査官に任命。ジダムの力を借りながら事件の謎を追ったソンは、やがて父・英祖が隠し通してきた“連判状”にまつわる秘密の扉を開くことになるが…。(全24話)
放送スケジュール (全24話)
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