サウナーマン ~汗か涙かわからない~

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作品詳細

眞島秀和主演!
裸の男達が大集合するサウナが舞台の人情ドラマ

オレンジ色に火照った男たちの汗が滴り落ちるサウナを舞台に10年間涙を流していないヨシトモ(眞島秀和)が、サウナにやってくる様々な客たちの熱い人間模様を通じて心を取り戻していく人情ドラマ短編集。

男たちが黙々と汗を流しに来る場所、サウナ。ところが、黒柳ヨシトモ(42・眞島秀和)がふと立ち寄った『泪湯』は、“汗と一緒に涙も流そう”を謳う風変わりなサウナだった??。
ある時は恋愛相談、ある時は家族の愚痴、またある時はほろ苦い昔話…。ありふれた話題にすら、男たちは皆、心を解放し恥じらいなく涙を流している。感情を失って10年のヨシトモには到底できないことだったが、常連客たちはそんなヨシトモを熱烈歓迎。こうして『泪湯』に居場所を見つけたヨシトモは、常連客だけでなく、入れ替わりやってくるさまざまな男たちが人間模様を繰り広げるこの熱量の高いカオスな空間に、日々通うようになる。
泣くことも、笑うことも、さらには他人に触れるのが嫌で握手もできないというヨシトモと、心も体もすべてさらけ出す、まさに素っ裸な男たちとの間で続く不思議なサウナ交流。それはやがて、泣けない男、ヨシトモに忘れていた感情を取り戻させていく…。

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放送スケジュール (全10話)

(C)ABCフロンティア

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INTERVIEW

眞島秀和さんにインタビュー!

 

●連続ドラマ初主演。どんな思いがありましたか?

「冠として“初主演”ということをうたっていただいて、当時の取材でもいろいろ掘り下げてもらった記憶があるのですが、僕自身としては、元々そこを目指していたわけではないので、それまでと変わらずに臨んだというのが正直なところです。役をもらえること自体にありがたみを感じているので、強いて言うなら「出番が多くてうれしいな」という気持ちでした(笑)。ただ、出番の割にせりふが多くなかったので、すごく楽をさせていただきました(笑)」

 

●『ある出来事により感情を失った』という設定で、多くを語らず、ほぼ無表情のヨシトモ。眞島さんご自身は、彼の人物像を、どう捉えていたのでしょう。

「本当はすごく、いろいろな人とコミュニケーションを取りたいだろうし、自分のことをうまく表現できなくて、もどかしい気持ちを抱えている人なんだと思います。ただ、ヨシトモのキャラクターはともかく、「大丈夫なのか?」と心配になるくらい振り切った登場人物がどんどん登場する作品なので、僕は一観客として彼らの姿を見ていたような気がします。段になったサウナの座席って丁度、劇場みたいですから(笑)。楽しみながら、その世界の中にいた…という感覚でした」

 

●確かに、レギュラーもゲストも全員、個性的なキャラクター揃いでした。

「その中で、狂言回し的なポジションを担ってくれていたのが、常連のサラリーマン・南野を演じた山中崇。事務所が一緒で、若いときから苦楽をともにしてきた仲なので、こうしてがっつり共演できたこと自体、うれしかったですし、大量のせりふに四苦八苦している姿を見るのも楽しかったですね(笑)。ただ、大変な中でも、彼の持ち味を存分に発揮していたのが印象的。僕自身、ものすごく好きな俳優ですし、尊敬している部分もあるので、「こういうふうにやるんだ」と感心しながら、さすがだなと思いながら見ていました」

 

●サウナという固定された舞台で、出演者は男性ばかりという異色作。現場の雰囲気が気になるところ。

「スタジオにセットを組んで、数日間で一気に撮ったのですが、撮影チームは、とてもコンパクトなものでした。その分、「このチームで面白いものを作るんだ!」という一体感があって、すごく雰囲気のいい現場でした。その中でも印象に残っているのが、(脚本・演出を務めた)市井昌秀監督の様子。コメディーなので、演じている僕ら自身、思わず吹き出してしまうようなシーンも多々あったのですが、ふと見ると市井監督が目を潤ませていて。最初は、「えっ!? ここそういうシーン?」と心の中で驚いていたのですが(笑)、そういう姿を目の当たりにしたことで、スタッフもキャストもさらにひとつにまとまった感じがします。今、改めて振り返ってみると、「監督、あの時は笑ってゴメン」と謝りたい(笑)。ひと夏のいい思い出です」

 

●衣装は全編を通してタオル一枚。苦労もあったのでは?

「サウナ内という設定ではありましたが、実際に撮影していたのは、エアコンの効いたスタジオ内。夏場の撮影でしたし、スタッフの方は当然、服を着ているので、設定温度をそれなりに低く設定されますよね。でも、僕らはタオル一枚で寒いので、「ちょっと温度上げてもらっていいですか」とお願いする。ところが、しばらくすると、いつの間にか涼しくなっていたりする。目に見えないせめぎ合いがありました(笑)」

 

●感情を失ったヨシトモは、『10年間、涙を流していない』という設定ですが、眞島さんご自身は?

「動物もののドキュメンタリーに弱くて、すぐ涙腺が緩んでしまいます。こちら側が勝手に、動物に期待している感情があるんでしょうね。本当はそんなこと思っていないのかもしれないけど、彼らの気持ちをおもんぱかって、思わず涙してしまうんです。特に、野生の厳しさとか、群れの中の友情とか、家族愛みたいなものにグッときます。人間を見ているより、動物を見ている方が感動しやすいかも。…あ、いや、とはいえ、現実でもまったく泣かないというわけではないんです。そんな冷血漢ではないですから(笑)。そこはうまく、柔らかい感じで書いておいてください(笑)」

 

●サウナが舞台の作品ですが、プライベートでも行くことが?

「元々好きで、この作品をやる前から、よく行っていました。最近は、サウナハットまで使うようになっていまして(笑)。地方ロケに行ったとき、その土地のサウナを調べて行くこともよくあります。いろいろ入った中で、特に気に入っているのが、カプセルホテルに併設されている、出張族が使うような渋いサウナ。理由は自分でもよく分からないんですけど、なぜか落ち着くんです。人が少ない深めの時間、遠くに見える工場や高層マンションの明かりを眺めていると、そこに人々の営みがあるんだなぁ…と、何とも言えない気持ちになる。それが、たまらなく好きなんです(笑)」

 

●眞島さんが思う、ドラマ『サウナーマン』の魅力とは。

「市井監督の作品は、どれも『人と人がどう繋がりを持つか』ということがテーマになっていて、それはこの作品も同じ。何もかも取っ払った裸という状況で、職業も立場もバラバラな人たちが、剥き出しの感情をぶつけ合う。その人間ドラマがやはり、一番の見どころなんじゃないかと思います。そのいっぽう、演じている僕らはタオル一丁で寒い思いをしながら、合間は全員バスローブ一枚でスタジオの長椅子に腰掛けながら撮影しました。そんな舞台裏を想像しながら見るのも一興かと思います(笑)」

 

 

テキスト:海老原誠二 撮影:和田浩
ヘアメイク:佐伯憂香 スタイリスト:momo
衣装協力/suzuki takayuki

 

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