作品詳細
作品名
タイトル
映画「水戸黄門(1978)」
放送日時
本編尺
89分
製作国
日本
製作年
1978年
原案・脚本
監督
水戸黄門は東野英治郎、助さんは里見浩太朗、格さんは大和田伸也でおなじみの面々が勢揃い。
映画化十七回目の今回の「水戸黄門」は、人気テレビ・シリーズのレギュラーキャストをそのままスクリーンに起用したもので、加賀百万石のお家騒動の解決に乗り出す黄門一行の活躍を描く。原案・脚本は葉村彰子、監督は山内鉄也、撮影は増田敏雄がそれぞれ担当している。
水戸黄門が悠々自適の生活を送っている常陸の国西山荘の近くで、二人の武士が黒覆面の一団に襲われていた。通りがかった風車の弥七が、そのうちの一人を救った。西山荘に担ぎこまれた若侍の胸には豊かなふくらみが…実はその若侍は、加賀百万石前田家城代家老奥村作左衛門の息女由美であった。由美の話によると加賀百万石は次席家老村井主水の悪企みで、お家騒動の渦中にあり、黒覆面は主水の放った刺客とのことである。村井は城主前田綱紀の愛妾百合の方が自分の妹であることから、その子松千代を立て、嫡子新之助を廃し、加賀百万石を握ろうとしていた。話を聞いた黄門一行は、加賀藩を救いに出発した。越後へさしかかった黄門一行は、とある旅篭に“水戸御老公様御宿”と書かれた看板を見た。何とニセ黄門の逗留である。悪気のないことから、ニセ黄門一行を許し、さらに敵の目をくらませるために江戸に向かわせた。