松本清張:時間の習俗(2014/4/10)

作品詳細

松本清張の代表作「点と線」の名コンビ・三原刑事と鳥飼刑事のアリバイ崩しを描く社会派ミステリーの金字塔

大手新聞社に務める記者の殺人事件。犯人に上がった男には完璧なアリバイがあった――。
内野聖陽主演で描く本格ミステリー!

神奈川県の相模湖畔で大手新聞記者・土肥武夫の死体が見つかった。警視庁の刑事・三原紀一警部補(内野聖陽)は若手注目株の衆議院議員・峰岡周一(加藤雅也)が殺人事件に関わっているのではないかと疑いを持つ。しかし峰岡には完璧なアリバイがあった。土肥が殺害された数時間後には相模湖から1000キロ離れた故郷の北九州市の和布刈(めかり)神社で行われていた新年の神事を見物し、写真に収めているという完全すぎるアリバイ。鉄道、空港のダイヤを計算すれば犯行自体は可能だが、和布刈神事を撮影していたのが事実とすれば峰岡はシロとなる。カメラのトリックが見破れなければ峰岡のアリバイは崩れない。三原は福岡へ飛び、ベテラン刑事の鳥飼重太郎(津川雅彦)と落ち合い、捜査を開始する

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