Q.「キミだけのヒーローになりたい」に出演を決めた理由やきっかけを教えてください。

この物語にはプラスのエネルギーがあり感動したからです。愛することも恨むことも恐れず、愛のためなら勇敢に突き進んでいく、そんなルワン・チンシアというキャラクターも気に入りました。

Q.本作であなたが演じたルワン・チンシアは仕事熱心なテレビのディレクター兼レポーターですが、この役を演じるにあたってどんな役作りをしましたか？　特に意識したことや工夫したことはありますか？

事前に実際の取材番組を見たりして、レポーターが普段からどんなふうに仕事をしているのか、緊急事態が発生した時にどのように冷静に対処するのかなどを学びました。

Q.ルワン・チンシアは恋に不器用なSWAT副隊長シュー・ウェンボーに猛アプローチします。「Go! Go! 王子様は片想い」で演じた大学生ヤーヤーもシャオミーを熱烈に追いかけていましたが、この2つの役はどのような違いがありますか？

ヤーヤーにとってシャオミーは憧れのアイドルでファンとして追いかけていましたが、チンシアはウェンボーとケンカしながら恋を育んでいきます。

Q.中国には「男性が女性を振り向かせるより、女性が男性を振り向かせる方が簡単だ」と言う慣用句がありますが、これについてどう思いますか？　ご自身が恋愛する場合、自分から行く方ですか？

男女どちらが主導するにしても、2人が一緒にいて気持ちよく過ごせるか、相手が信頼する価値がある人かどうかが大事だと思います。
私自身はどちらかといえば受け身で少しずつ親しくなるタイプです。主にフィーリングが合うかどうかを見ます。

Q.ルワン・チンシアとシュー・ウェンボーは全く接点がなかったはずの2人で、仕事も性格も生活環境も全く違います。どうして彼女は彼のことが好きになったと思いますか？

ウェンボーは素朴な人です。チンシアの周りでこういう人は珍しかったと思いますが、一緒にいるうちに彼が親切で温かく責任感があるのがわかっていき、彼女は少しずつ彼を好きになっていきます。

Q.シュー・ウェンボー役のチェン・ハオさんとは共演シーンが多かったと思いますが、彼との共演はいかがでしたか？　撮影現場でのエピソードや裏話などがありましたら教えてください。

彼は面白い人ですね。私たちは年齢が近かったので、緊張せずに共演できて、すぐにお互いのことを理解することができました。
チンシアがウェディングドレスを着てウェンボーと結婚写真を撮るシーンは、自分でもカメラを用意して行ったのですが、彼は私のためにいっぱい写真を撮ってくれましたし、2人でオモシロ写真なども撮りまくりました。

Q.ルワン・チンシアと医師のミーカーは親友でお互いにサポートし合います。ミーカー役のマー・スーチュンさんと共演した感想はいかがでしたか？　先輩の彼女から演技について意見やアドバイスなどはありましたか？

彼女はプロフェッショナルな俳優さんで、共演はとても楽しかったです。
現場では常にコミュニケーションを取って、彼女から多くを学びました。

Q.本作はポジティブな作品である一方、キュンとくるロマンティックなシーンもたくさんあります。その中で特に印象に残っている胸キュンシーンやセリフはありますか？

胸キュンシーンはいっぱいあります。例えば、警察署から出てきてチンシアがウェンボーに「私のこと好き？」と聞いて、彼が「うん、好きだ」と答えた後、大声で「ルワン・チンシア、好きだ！」と宣言して「カノジョになってくれませんか」と叫び、2人がついに付き合うことになるシーンはロマンティックです。それからプロポーズのシーンで2人が感動して思いっきり泣くシーンも、とってもキュンときます。

Q.本作は配信がスタートすると、多くの視聴者に愛され、多くのコメントで賑わい、Doubanの平均評点も一気に8.1（現在7.6）を記録し、成績も非常に良かったです。ご自身ではこのドラマがこれほど人気を博した理由は何だと思われますか？

まず、このドラマを好きになってくれたみなさんに感謝したいです。このストーリーはとても面白く、それぞれ違う職業を持つ若者たちがそれぞれの仕事で優秀さを発揮し、懸命に働き懸命に生活していきます。彼らが自分の仕事、夢、そして愛のために努力しながら奮闘していく、そんなところが人気の理由だと思います。

Q.デビュー以来、ニック・チョン、ルイス・クー、フランシス・ン、エディ・ポン、金城武などの映画スターたちと共演していますが、俳優としての目標は何ですか？　今後どんなジャンルの作品に挑戦してみたいですか？　理想の俳優像はありますか？

俳優としてはやはり真剣に一つ一つの役柄を演じきり、みなさんに認められたいと思っています。
まだ演じたことのないジャンルの役柄も多くありますので、どんなものにもチャレンジしていきたいと思っています。
私にとって理想の俳優像とは、一つ一つの作品を着実にしっかりと演じて、どのキャラクターも生き生きと演じてみせることができる俳優です。

Q.「Go! Go! 王子様は片想い」も日本で人気となっています。日本のファンにメッセージをお願いします。

このドラマは本当に必見ですよ！　ぜひみなさんも応援してくださいね。ありがとうございます。