■ホームドラマチャンネルで放送する9作品の中で一番印象に残っている作品はどれですか?
『虎狼の大義』と『虎狼の大義2』

■上記の作品で共演者やスタッフとのエピソードがあれば教えてください。
『虎狼の大義』は、今井雅之さんと久しぶりにガッツリ組んだ作品だったので、撮影期間毎日楽しみにしていたのを覚えています。撮影が早めに終わった時はもちろん、遅く終わった時も一杯行こうよと誘われ、毎日のように飲みに行ってました。正直俺としては早く寝たいという気持ちはありましたが、俺の製作会社で製作している現場を「いい現場だね」と褒めてくれるので、それが嬉しくて寝酒を引っ掛けに行ってました。今井さんを残して俺が先にホテルへ戻ることもありましたが、不思議な体力の持ち主でしたよ。翌日も全く遅刻せずに現場へ来て、セリフもしっかり入ってるんですよね。すごい男だなと、いつも感心してました。しかしながら、その後…自衛隊上がりの無骨で強いイメージのある「俳優 今井雅之」はガンにより、若くしてこの世を去ってしまいました。本当に気持ちのよい先輩であり…男でしたので、非常に残念です。ぜひとも皆さんに観ていただきたいと思っています。宜しくお願いします。

■いつも演じる時に気をつけていることはありますか?
作品全体の底上げができるようにしたいなと、それはいつも考えていることですね。

■どの作品もアクションシーンが多くありますが日頃、トレーニングはされていますか?どんなどレーニングですか?
自宅の近所にジムがあるので、気が向いた時に行ってる程度で、ガンガン鍛えるということは全くないですね。軽く走ったり、多少筋トレしたり、軽く泳いだりしてる程度です。

■今後、演じてみたい役や挑戦してみたい役があれば教えてください。
特にないですかね。そんなことより今現在、自分が製作総指揮をしている作品「闇の法執行人」と「大馬鹿代」をシリーズとして続けていきたいという気持ちの方が強いですね。

■その9月に映画チャンネルNECOで放送する「闇の法執行人」の見どころも教えてください。
これまで俺が演じてきた『難波金融伝 ミナミの帝王』の主人公・萬田銀次郎の頭の良さと、『仁義』シリーズの神林仁のような腕っ節の強さを兼ね備えたキャラクターを作りたかったんです。

今は少なくなってしまった時代劇の『水戸黄門』や『必殺仕事人』のような弱きを助け強きを挫く勧善懲悪なストーリーに、時事ネタやどんでん返しなどのサスペンス要素、そして、家族愛や友情などの感動要素など、様々な要素を織り交ぜつつ、実際に起きた事件をモチーフに取り込んでいる感動作品に仕上がっているところです!!

「闇の法執行人」に関しては https://www.necoweb.com/neco/

■ホームドラマチャンネルの視聴者へメッセージをお願いします。
ホームドラマチャンネルで放送になる9作品は、男臭い作品ばかりなので、好き嫌いはあるかと思いますが、興味ある方は時間を割いて観ていただけるとありがたいです。


【放送作品情報】
「竹内力が主演した選りすぐりの9作品を特集放送!」


9/2(土)スタート! 毎週(土・日) 後6:00~ (2作品連続放送)

〈放送作品〉
 ①彷徨う侠たち
 ②修羅の挽歌
 ③虎狼の大義
 ④虎狼の大義2
 ⑤スクランブル~抗争の死角~
 ⑥極道刑務所
 ⑦極道刑務所2
 ⑧極道たちの野望
 ⑨極道たちの野望Ⅱ

《竹内力 プロフィール》
たけうちりき
1964年1月4日大分県出身。
「難波金融伝 ミナミの帝王」
シリーズなど、多くのヒット作品に出演。
’97年には、映像製作会社を設立。
’15年に演歌歌手としてデビューを果たすほか、
近年では映画「聖の青春」「オケ老人!」
(ともに’16年)で精力的に製作を手掛けるなど、
活躍の場を広げている。