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韓流トーク オススメ韓流ドラマの“ツボ”をアツ〜く語ります!

第13回 2018年6月2日更新
便利屋&泥棒 2つの顔を持つ主人公が正義のために闘う!
『恋する泥棒〜あなたのハート、盗みます〜』
恋する泥棒〜あなたのハート、盗みます〜

主人公が、便利屋と泥棒という2つの顔を持ち、権力を振りかざす上流階級の者たちの悪事を暴いていく愉快・爽快・痛快な人生大逆転ストーリー。『イニョン王妃の男』のチ・ヒョヌが主人公ドルモクを、少女時代で活躍したソヒョンことソ・ジュヒョンが、ヒロインを演じています。

チ・ヒョヌ演じるドルモクは、幼い頃、亡くなった父親の友人パンスに引き取られ育てられてきました。パンスは、表向きには鍵やハンコ作りの商店を営み生計を立てていますが、金庫破りを得意とする人物。パンスの実の息子ジュニは、そんな父親が受け入れられずに家を出て、猛勉強の末に大学3年で司法試験に首席で合格、検事になります。血はつながらないながらも気の合う父親代わりのパンスの元で育ったドルモクはというと、介護助手や公認会計士などさまざまな資格を取得し、その資格を生かして便利屋“ジャスティスト”を経営。そしてその裏では泥棒“J”として、悪事を働いても法に守られのうのうと生きている上流階級の者たちの財産を狙って報復を行うという2つの顔を持つようになります。

あるときドルモクは、警察官になった幼なじみのソジュと再会します。ソジュは、刑事だった父の不可解な死の真相を追うために警察官になったのですが、ある事件をきっかけに検事ジュニの目に留まり、彼の部下として働くことになります。そして、悪を徹底的に憎む正義の検事ジュニは、まさに泥棒“J”を追っていたのでした。

身近な関係にある登場人物たちが、その正体を知らずに追う者と追われる者になってく展開にはちょっとハラハラ。幼なじみの関係にあるドルモクとソジュ、次第にソジュに惹かれていくジュニ。彼らの三角関係も見どころですが、同じ父親に育てられたドルモクとジュニが、泥棒と検事という真逆の立場、完全に相いれない立場にありながら、共にそれぞれの立場で権力者を懲らしめ、悪を暴いていく姿も興味深い作品です。

河井 佳(かわい よし)
ライター・編集者。韓国エンタメ誌「K-POPSTAR」(マガジンランド)、語学誌「韓国語ジャーナル」(アルク)の編集部勤務後、「韓流ぴあ」(ぴあ)編集部を経てフリーに。編集・執筆の傍ら韓国語翻訳・通訳も行う。