●『私の婿の女』の紹介をお願いします。
『私の婿の女』は、元ボクシング選手だった青年キム・ヒョンテが、夢を諦め、自分の息子と共に幸せな家庭を築いていこうとします。彼は辛い別れなど、様々な出来事を経験しながらも家庭を守るために、いつも前向きな気持ちで生きていく人物で、本当にいろんな要素が詰まったドラマです。

● 『私の婿の女』に出演されたきっかけは?
制作されている多くのTVドラマは男女間の恋愛ストーリーが多いですよね。でも今作では、家庭内で巻き起こる悲しみや喜怒哀楽、家族愛などを表現することができるのではないかと思い、挑戦することに決めました。

●ソ・ハジュンさんが演じる“キム・ヒョンテ”はどんな人物ですか?
孤児として育ったキム・ヒョンテは、 最初、ボクシング選手として登場します。そんな彼が、一人の女性と出会い、彼女との間に新しい命が誕生することになります。
妻になる予定だったその彼女とその後、辛い別れを迎えることになるのですが、別れに直面しながらも、息子に対する責任感を持ち、更に彼女の母親と共に生活していくという、様々なエピソードを抱えたキャラクターですね。

●キム・ヒョンテという人物を演じるにあたって準備されたことは?
キム・ヒョンテの4年前と現在という2つの時代を演じました。
4年前の彼はボクシング選手なのですが、過去に演じたことのなかった役どころなので、今までの僕とは異なる新鮮な姿をご覧いただけると思います。 彼は、誰よりも人間味のある人物なのですが、半人前な部分もあり、見方によっては心無い人に見えるかもしれませんね。そんなヒョンテを演じるにあたり、僕自身との共通点を探したり、ボクシングを習ったりと、いろいろと準備をしました。

●ハジュンさんの中で、一番記憶に残っているシーンは?
3つのシーンが今頭の中に浮かびました。ヨンチェがこの世を去るシーンと・・・。そのシーンの次の回だと思うのですが、息子に会わせて欲しいと訪ねて行くシーンがあるんです。
そのシーンを撮る時は本当に寒くて、大変な思いをしながら撮影をしたんですよ。
それからもう一つは、ヨンチェとの悲しい別れの後、スギョンという女性と恋に落ちるのですが、
どうしようもない理由により、彼女に別れを告げられるんです。そのカフェでの
別れのシーンがとくに記憶に残ってます。彼女の話を聞きながら、
ずっと涙が流れ、撮影しながらも“どうしてこんなに感情移入
できるんだろうと不思議に思っていました。

●視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
事件や事故など、本当にたくさんのエピソードが120話に詰まっており、
喜怒哀楽を感じていただけるドラマです。その中に男女の愛、悲しみ、
つらさ、喜びや、家族愛など、さまざまな感情を出演者一同、
繊細に表現できるよう努力してきました。
たくさんの方々に楽しんでいただけると嬉しいです。ぜひご覧ください!



【放送作品情報】
私の婿の女」(全120話)
[日本初放送][ノーカット版][未DVD化][日本語字幕版][HD]

「百年の花嫁」のヤン・ジンソンが“婿の女”を熱演した
日々(イルイル)ドラマ。
義母と婿、そしてその男と再婚した女の
悲しい運命と葛藤を描いた作品!
★放送日:
10/24(月) スタート!
毎週(月)~(金)後11:30~深0:15 他


ソ・ハジュン
1989年9月19日生まれ
ソウル出身
2008年に舞台デビュー。
テレビドラマには2013年「オーロラ姫」でデビューし注目を集め、
その翌年には「ずっと恋したい」(’14)で初主演も務めている。
現在、衛星劇場で放送中の「獄中花」で
朝鮮13代明宗役を演じている。

「獄中花」

「私の婿の女」